
それ、“ストレス”のせいかもしれません
- salon crema

- 2024年4月29日
- 読了時間: 3分
緊張すると体がこわばる、スポーツで大事な場面に限ってミスをしてしまう…。
ストレスを感じると筋肉が硬くなることは、誰もが経験しているのではないでしょうか?
ストレスは体の柔らかさに大きく関係しています。
日常生活で長期間ストレスを受けると、自律神経の中の交感神経が優位に働くため、常に筋肉が緊張した状態となり筋肉が硬くなります。
逆に、普段からリラックスした生活を送っていると、自律神経の中の副交感神経が優位に働いて筋肉が弛緩して柔らかくなります。
そんなメンタルと筋肉の関係についての研究によると、ストレスの種類によって、特定の筋肉が硬くなりやすいということがわかってきています。
例えば、、
不安を感じるときは「太もも」
イライラするときは「胸」
空気を読んでグッタリなときは「背中」
が硬くなります。
また、ストレスは呼吸も浅くしてしまうので、全身の筋肉が固まりやすく体が硬くなる原因にも。
あなたは体のどの部位に硬さを感じますか?
実は今、ストレス緩和方法のひとつとして、ストレッチがとても注目されています!
ストレッチをしながら深く呼吸をすることで心拍数を下げ、筋肉の緊張を緩め、心を落ち着かせる副交感神経系を働かせるきっかけになるのです。
深く息を吸い込み、体を伸ばしながら深く吐くというシンプルな呼吸法で大丈夫ですが、その際に少し意識して欲しいのが、下腹部が動く程度の腹式呼吸です。
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<やり方>
①下腹部を凹ませながら、ロウソクの火を吹き消すように「フーッ」と細長く息を吐き、10秒かけて吐ききる。
②下腹部を膨らませ、鼻から息を吸い込む。
※無理に吸い込むと過呼吸になります。吐いた分だけ自然に空気が入ってくるイメージです。
③ ①②を心地よい程度に繰り返す
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この際ご自身で行うストレッチは、痛くなってしまうほどの無理はせずに、「伸びているな」「ちょっとつらいかな」と程よく感じるくらいの場所で20〜30秒キープすること!
無理にきつい場所でキープする必要はありません。
重力に任せて、自然にリズミカルに息を吸ったり吐いたりすることを忘れないようにしましょう!
ストレスによる浅い呼吸はセロトニン不足を招きます。
セロトニンは、ストレスをコントロールする脳内物質のひとつです。
快楽や恐怖などの感情をコントロールし、精神を安定させる働きがあります。セロトニンの分泌が低下すると、攻撃性が高まったり、不安やうつ・パニック障害などの精神症状を引き起こしたりするといわれており、心身に大きな影響を与えます。
一定のリズムを刻む運動を反復して行うと、セロトニン神経を刺激して分泌が高まるのですが、その方法として『呼吸』は最も簡単に出来るもののひとつです。
先程紹介した呼吸法とストレッチを継続的に行うと分泌されるセロトニン量が増えるとされています!
セロトニン神経が脳内に分泌された状態になると、姿勢が良くなり、目もパチッと開き、朝シャキッとした顔つきで、小顔効果も✨
ストレスを受けている時こそストレッチ等の簡単な運動を!
沢山セロトニン分泌させていきましょう!





