
歩くだけで健康に!!
- salon crema

- 2024年5月23日
- 読了時間: 4分
近年、ウォーキングを行う人口が急増したこと、皆さんご存知でしたか?
コロナ禍に突入してから“密”な空間が避けられていたので、屋外で手軽に運動出来てしまうウォーキングが流行しました。
ウォーキングは準備もほとんど必要無く手軽であり、コストもほぼゼロ。
それでいてウォーキングから得られる効果は満載の、万能なトレーニングなんです!!
まずウォーキングの目安ですが、人間が普通に日常生活を送る上で推奨される歩数は
「1日8,000歩」以上!
これをウォーキングの歩数に換算すると、1日あたり「8,000~10,000歩」となります。
皆さんは1日何歩歩けているでしょうか。
厚生労働省「国民健康・栄養調査報告」によると、1日当たりの平均歩数は、男性が6,793歩、女性が5,832歩となっており男女共に推奨歩数には達していません。
1日8,000歩のウォーキングを続けることで、脂質異常症や糖尿病、高血圧の予防に繋げられます。
実際に研究結果として、1日8,000歩以上を目安に歩くことで、健康寿命を延ばすことや健康維持に繋がることが分かっているそうです。
これはもう歩くしかない!!
そんな万能トレーニング『ウォーキング』からはもっともっと様々な効果が得られるので、いくつかご紹介してみようと思います!
①幸せホルモンの分泌
ウォーキングのような軽度でリズミカルな運動を続けると、脳内でセロトニンというホルモンが増加。
(セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれています♩)
セロトニンは、脳の前頭前野というエリアに作用し、ストレスや不安への耐性を調整してくれるのです。
→ポジティブになり、ストレスに強くなる!
心がなんだか晴れない日こそ、散歩に出てみましょう!
②睡眠の質が上がる
日本人の5人に1人は睡眠に関して何らかの障害を抱えており、不眠に悩んでいると言われています。
最も効果的なのは、朝のウォーキング!
朝に歩いて朝日を浴びると、脳内の体内時計が24時間周期に正しくリセットされます。
人間には「疲れたら眠くなる」という性質があるので、日中にできるだけアクティブに過ごしていれば、睡眠圧(眠気)が高まり、ぐっすり眠れるように!
→不眠のほとんどはウォーキングで解決!
夜どうするか悩むより、朝どう活動するかに焦点を当ててみましょう!
③頭の働きが良くなる
歩くことでまず全身の血行が良くなり、血液循環が促されます。すると思考を司る脳の働きがアップ!
記憶や学習能力が高まることがわかっています。
歩いて脳が活性化すれば、認知症予防にも繋がっていきます。
海外で行われた研究では、1日約3km以上の歩行が、認知症予防に効果的だと判明しているようです。
→将来の自分のために!
認知症は20〜30年ほどかけて発症するもの。
将来ボケないためにも、いまのうちから歩いておきましょう!
④アンチエイジングに!
歩行、自転車、水泳はすべて有酸素運動であり、体脂肪は燃えやすいですが、歩行には他にない利点もあります。
なんと、着地時に骨に刺激が入ることで、アンチエイジングに役立つホルモンが分泌されます。
→骨から美容ホルモンが…!
歩くと骨から出る有益なホルモンは1つだけではなく、中には免疫力を上げてくれるものも!
⑤腸内環境改善
腸内環境を整えるには、主である腸内細菌の餌となる食物繊維や乳酸菌といった有益菌を取り入れることが重要ですが、なんと、ウォーキングは腸内環境の改善にも有効だと言われています。
腸の動きは、交感神経と副交感神経からなる自律神経によって調節されています。ウォーキングのような軽めの有酸素運動なら、自律神経のバランスが整い、腸の働きが良くなる!
→腸内細菌の多様性を上げる!
ウォーキングのような有酸素運動を続けると、心肺機能が徐々に向上しますが、最大酸素摂取量が多いほど腸内細菌の多様性も高くなり、腸内環境が良くなることも確認されているようです!
次から次へと良い効果をもたらしてくれるウォーキング。
まずは気軽にちょっとだけ。未来の自分への投資だと思って歩いてみませんか♩
そして歩き終わったらストレッチ!
・ふくらはぎ
・太もも
・股関節周り
のストレッチがウォーキング後にはおすすめです!





